若狭三方縄文博物館・縄文ロマンパークが問う意味。
遠い昔から人々は三方の自然と共生して来ました。そしてその自然の恵みの中で、独自の文化を生み出してきたのです。若狭三方縄文博物館(DOKIDOKI館)を中核施設とする縄文ロマンパークは、そんな三方五湖と人々とのより良い共生をめざす、次の時代への入口です。初代館長梅原猛氏は言っています(開館予告チラシから)、「縄文文化は日本文化の基礎であり、人類の還るべき文化が縄文にはあるのではないかと考えます。森が破壊され、自然環境が破壊され、人類の生存が危惧される今日、縄文の持つ共生と循環の世界観があらためて認識される必要があるのではないでしょうか。若狭三方縄文博物館(DOKIDOKI館)は、地球を破壊しつつある現代文明へのメッセージとして縄文の光を世界へ届けたいと思っています。」と。このように、若狭町ではこの縄文博物館・ロマンパークの開館により多くの若狭町民に若狭町の自然歴史文化をたどってもらうとともに大自然の中で育った縄文人の“心”にふれ、若狭町民の誰もが誇りに思える“縄文の里若狭”にしたいと考えています。
[博物館情報]
開館時間:9:00〜17:00
休館日:12月29日〜1月3日 毎週月曜日
(国民の祝日等の場合はその翌日)
入館料:高校生以下200円、大学生以上大人500円
20名様以上団体は20%割引
若狭町熊川宿は、古来より若狭地方から京の都や関西方面に物資を運ぶ交通の中継基地としておおいに栄えました。
しかし、大正時代に入ると国鉄小浜線の開通とその後に熊川宿の北川を通過したバイパス道路によって、物資の中継拠点としての役割を終えることとなりました。しかしながら往時の歴史的景観を保存活用しながら、地元住民によるまちづくり活動が活発に行われています。
平成8年7月、熊川宿が現文部科学省の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。まず、伝統的な建造物等の町並みの連続した景観を守るための家屋等修理および修景を平成8年から実施しており、旧熊川村役場を改修、整備し、資料館として活用しております。また、町指定文化財である旧逸見家住宅を平成7年から9年にかけて整備し、モデルハウスやゲストハウスとして活用しており、平成9年から11年にかけては、中ノ町を電柱撤去による電線の地中化、自然石を用いた地道風舗装、県産材(ヒノキ)を使用した中条橋の架け替え等の整備を行いました。
同じく平成14年から17年に下ノ町と上ノ町の整備も行いました。昔ながらの町並みがよみがえりつつあります。
また、福井県の玄関口として、県としては6番目となる道の駅「若狭熊川宿」が、それに隣接して熊川宿の拠点施設となる四季彩館が地域の歴史、文化、観光等情報提供を行い個性豊かなにぎわいの場を提供しています。
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